握りしめた正義超人──キン肉マン消しゴム、略して“キン消し”の記憶
“消しゴム” なのに使わない!「キン消し」ブームを振り返る
「キン消し」、正式には「キン肉マン消しゴム」。
みなさんも一度は手に取ったことがあるんじゃないでしょうか?
ガチャガチャで出てくる1〜3センチほどの小さな超人たちは、当時の子どもたちにとってまさに“神フィギュア”でした。
見た目は消しゴムっぽいけど、消す気なんてゼロ(笑)
実際は集める・並べる・戦わせる・投げる(!)など、完全に「遊ぶ用」の存在でしたよね。
登場キャラはもちろん、キン肉マン、ロビンマスク、バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.、ラーメンマンなど、アニメやマンガでおなじみの正義・悪魔・完璧超人たちがラインナップされていて、どれが出るか毎回ドキドキしたものです。
販売時期 | 1983年頃~ |
発売当時価格 | 1カプセル(3個入り)/100円 |
「キン消し、机の隅っこでリングごっこしてた」
「いつもロビンマスクが最強だった」
「ガチャで同じ超人3体連続で出た時、叫んだ」
「でも友達とトレードしてフルコンプ目指してたな」
「“色付きキン消し”は特別感あったよね」
「なぜか金色は“神”扱いされてた(笑)」
実家の片付けで出てきた大量の消しゴム人形を水洗いしました😀主に怪獣でキン消しはあまりないですね…結構変なのもあるので今後チビチビご紹介しましょう pic.twitter.com/66nt52Qqy3
— 深海四畳半 (@aMwutOwlbygyaSv) June 5, 2025
実家で長年行方不明になっていた当時品のキン消しをついに発見。(オトンが冗談抜きに勝手に移動させてた模様)さて、マジ気合入れて全塗装でもしてみようかな。#キン肉マン #キン消し pic.twitter.com/adhVvWipcP
— ぷぃんく (@K12iSwy7H62050) April 2, 2024
現在もキン消しは復刻版が発売されており、当時のデザインを再現した「キンケシプレミアム」シリーズなどがプレミアムバンダイやAmazonで販売されています。
当時にはなかった着色バージョンや、ディスプレイ専用台座付きモデルなども登場しています。
また、オリジナルのキン消しはコレクター市場で根強い人気があり、レアキャラや初期金型モデルなどは数千円〜数万円で取引されることも。
特に未開封のカプセル入りキン消しや、超人オリンピックシリーズなどは、マニア垂涎の逸品とされています。

キン消しは、ただの“消しゴム”じゃなくて、世代を超えて語れる超人文化そのものでした。
ガチャ1回で誰が出るか、どんな色か、そしてどんな戦いをさせようか…そんな小さな世界に、ものすごくワクワクしていたあの頃の気持ちを、今も忘れていません。
もし今、実家の引き出しを開けたら…そこに小さなロビンマスクが眠っているかもしれませんよ。
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