キン肉マン消しゴム(キンケシ)

握りしめた正義超人──キン肉マン消しゴム、略して“キン消し”の記憶

“消しゴム” なのに使わない!「キン消し」ブームを振り返る

「キン消し」、正式には「キン肉マン消しゴム」。
みなさんも一度は手に取ったことがあるんじゃないでしょうか?
ガチャガチャで出てくる1〜3センチほどの小さな超人たちは、当時の子どもたちにとってまさに“神フィギュア”でした。

見た目は消しゴムっぽいけど、消す気なんてゼロ(笑)
実際は集める・並べる・戦わせる・投げる(!)など、完全に「遊ぶ用」の存在でしたよね。

登場キャラはもちろん、キン肉マン、ロビンマスク、バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.、ラーメンマンなど、アニメやマンガでおなじみの正義・悪魔・完璧超人たちがラインナップされていて、どれが出るか毎回ドキドキしたものです。

販売時期1983年頃~
発売当時価格1カプセル(3個入り)/100円

「キン消し、机の隅っこでリングごっこしてた」
「いつもロビンマスクが最強だった」

「ガチャで同じ超人3体連続で出た時、叫んだ」
「でも友達とトレードしてフルコンプ目指してたな」

「“色付きキン消し”は特別感あったよね」
「なぜか金色は“神”扱いされてた(笑)」

現在もキン消しは復刻版が発売されており、当時のデザインを再現した「キンケシプレミアム」シリーズなどがプレミアムバンダイやAmazonで販売されています。
当時にはなかった着色バージョンや、ディスプレイ専用台座付きモデルなども登場しています。

また、オリジナルのキン消しはコレクター市場で根強い人気があり、レアキャラや初期金型モデルなどは数千円〜数万円で取引されることも。
特に未開封のカプセル入りキン消しや、超人オリンピックシリーズなどは、マニア垂涎の逸品とされています。

キン消しは、ただの“消しゴム”じゃなくて、世代を超えて語れる超人文化そのものでした。
ガチャ1回で誰が出るか、どんな色か、そしてどんな戦いをさせようか…そんな小さな世界に、ものすごくワクワクしていたあの頃の気持ちを、今も忘れていません。

もし今、実家の引き出しを開けたら…そこに小さなロビンマスクが眠っているかもしれませんよ。

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