【昭和懐かし】ブタの鼻から風が出るーあの爆笑おもちゃ「ブタミントン」

ブタミントン 昭和懐かし玩具

ブタの鼻から風がブー!ブタミントンは子ども心に刺さるおもちゃだった

“ブタの鼻から風が出る”──説明これだけで、子どもはワクワクしてた。

ブタミントンは、1980年代〜90年代にかけて子どもたちの間で一世を風靡したユニークなおもちゃ。
ブタの形をしたプラスチックのラケットをプシュッと押すと、鼻の部分から空気が出て、その風で羽根を飛ばすという、なんともユルくて笑えるバトミントン風ゲームです。

羽根は普通のシャトルではなく、軽くてふわふわと舞うような仕様で、風の勢いによって軌道が大きく変わる。
「うまく返す」というより、「ブヒブヒ言わせながら笑う」ためのおもちゃだった気がします。
ブタの鼻を押すたびにブヒブヒ音がするのも、なんとも愛嬌があって、子ども心をつかみました。

家の中でも遊べるし、風さえ出ればOKだから体力もいらない。
まさに“ゆるゲーム”の先駆け。兄弟や友達、時には親まで巻き込んで、笑いながらブヒブヒ遊んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。

販売開始時期1980年代前半(トミーから発売)
販売当時価格1,000円前後(セット売り)

「ブヒブヒ鳴るたびに家族全員笑ってた」

「ブタの鼻がへこみすぎて、最後は風が出なくなった(笑)」

「羽根を返すより、ブタの音で笑わせるのが目的になってた」

ブタミントンは今でも中古市場やレトロボックス系のガチャ、バラエティショップなどで見かけることがあります。
また、復刻版やオマージュ商品も少数だが登場していて、昭和レトロ系の展示イベントでも“目玉的存在”として扱われることも。

ブタミントンは、技術やクオリティというより、「ブタの鼻から風が出る」という一点突破の発想力でヒットした奇跡のおもちゃ。
その“遊びの力の抜け方”こそ、今の時代にちょっと必要なのかもしれません。

実家の押し入れや昔のオモチャ箱に、あのブタが眠っていたら。
ちょっとブヒッと押してみてください。きっと、大人のあなたも笑顔になりますよ。

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